

2016年01月07日
2015年11月13日
意外と人情と正義の人 下町ロケットの財前(吉川晃司)

てことで
「下町ロケット」
最初の登場からモノモノしい雰囲気を醸し出していた
帝国重工の財前(吉川晃司)
肩はいわずもがな、ウエストを絞りに絞っており
吉川の代名詞「逆三(▽)」を象徴するフォルムである。
超然とした総統ロボにしか見えなかったので
さぞかし血も涙もない采配をするのだろう…と思っていたら
意外と苦労人であり、
佃製作所の気持ちの入った「ものづくり」への姿勢に胸を打たれてしまうのである。
急激に味方として大きな存在になる財前。
えええ…そんな役柄だったのか。
調合金のような財前がすぐ軟化したのはびっくりだが
まあ主役の佃(阿部ちゃん)にとってはいい風向きだ。
ってことは、後半はずっと人間味の財前で話が進むってことか。。。
さて吉川といえば
あるワンツーパンチ事件で少し引っ込んでいて
その後の復帰から
一皮むけたというのか
なんか「面白い人」にも「熱い人」にもなり
魚に懲りまくって、慣れた手つきでさばいて見せたり
自らのラジオ番組で政権や経団連について持論を以って激しく物申したり
(誰がこんなに政治を語る吉川晃司になると想像しただろう…
今その番組がないのが残念だが、自由過ぎた?)
ミュージカルで日本のシンドラー「杉原千畝」を入れ込んで演じたり
仮面ライダースカル役で子供にもネームバリューを広めたり
番組企画の「無人島サバイバル」にもノリノリで参加
なんだか読めない。
「吉川晃司」はどんどんあらゆる方向に多様化しているのだった。
それは彼が柔軟化したともいえるが
ある種の信念を持って
「芸能人」として生きて行こうという決断をしたともいえる。
白髪も増えた吉川であるが
本人いわく
「いや、昔から多かったよ、染めなくなっただけで」
肩パットと言われることについては
「だからパットなんて入ってないんだって!!」
やや二重っぽくなっている顔のときもあるが
「整形した?って違うよ!年とってまぶた下がってきたの!」
渋くておもろい吉川晃司。
今後も新しい顔を見せてくれるのか楽しみにしていたい。
2015年11月05日
段々引っ込みつかなく? 紗栄子のお金に特化した話題作り

資産2000億円のゾゾタウン社長前沢氏と熱愛と騒がれた紗栄子だったが
その騒がれ方は「銭ゲバ!」「金目当て」というようなもので
手放しに「華やかな話題」とは言い難い注目のされ方だった。
その後の話で、前沢氏には他の恋人がいるようであり(東スポWeb)
結局両者の話題作りではと言われている。なーんだ。
話題にはなったが、前沢氏も色々掘り起こされ
お互いのイメージが上がったようには思えないが
兎角「2000億円」がいやというほど喧伝された形となった。
そんなに儲かってるんだ。。。というような。
紗栄子はダルビッシュとの離婚の際の揉め方で
「お金にがめつい」印象が抜けないが
少し前に熱愛と言われた大沢伸一氏もお金持ちであり
今回も嘘か真かゾゾタウン。
喜んで話題を作ったなら
「もう私は銭ゲバキャラでいいわ!」って
気持ちよく覚悟を決めたのだろうし
本当に熱愛のカケラがあったとしても
それって純粋な愛ですか?って訝らずにいられないものがある。
元々「小さくて可愛いタレント」
以上でも以下でもない紗栄子で
今も本人に特別なウリがあるとは思えない。
(しかし生き残れているのには本人なりの戦略ありだ)
ダルビッシュに会ったときから野心がフル回転したに違いなく
それが破綻し、さらにゴウゴウとフル回転している。
彼と結婚したときに見た生涯安泰の裕福な夢を捨てきれないのか。
あるいは少しはいじらしく
ダルと聖子にあてつけなのか
「お金持ちと交際している」ことで
自分の価値も上がると考えているとしたら
富豪をモノにするまで紗栄子の旅は続くのだろう。
だが2000億を超える独身お金持ちもそうそういなくて、
あれ以上の騒がれ方はないと見た。
今後の話題作りや、熱愛狙いうちも困難といえよう。
騒がれるのに疲れて
(そんなことは彼女に限ってないに違いないが)
最終的に素性がよくわからない国外の人と再婚する可能性も大きくなるだろう。
引っ込みつかない紗栄子の行く末は?ぼんやり注目していたい。
2015年10月29日
いよいよ佳境 日本シリーズの天下分け目?ヤクルトに明日はあるか?!


てことで、ヤクルトをセリーグのあんなとこから首位
に導いた手腕の真中監督だが
あのドラフト会議は失笑を禁じえなかった。
しかし、その昔、王貞治氏も同じ間違いをしたということから
もう白紙でいんじゃねーの?って思うのだが
どうしてもいるんだろうかハズレにあのドラフトマークは。
公開でやってるんだし当たりはともかく
ハズレくじ自ら仕込む人もあるまいに。
八百長防止どうしても必要なら
箱を透明にして「白いボール」「赤いボール」にした方がハッキリしててよいと思うがどうか。
(しかし金本もなあ〜…)
日本シリーズは鷹と燕の戦いとなった。
しかし若鷹軍団〜♪って歌あるけど、若いツバメ軍団〜とはなかなか歌えないな。
とにかくホークス強すぎるから、ヤクルトファンというわけでもないのだが
わかりやすい
判官贔屓ということで、
ストレートにホークスが勝つ日本シリーズより
3勝ずつあげてからの対決を観たいではないか。
で、ホームであっさり2勝してしまうソフトバンクホークス…
わかるよ。とにかく強いってのは。
そして場所をかえて…声援に背中を押してもらえるか
おとといの神宮球場。ヤクルト苦しい状況からの…
3打数3ホームラン!!!という神がかりは山田哲人サマサマ
それによって5得点を叩き出した功労者であり、流れを一気に変え、
他の選手をも誘発し、1勝をもぎとった。
1試合でこれを成し遂げたのは長嶋越えだという。なんだそれ。偉業過ぎる。まだ23歳、まぶしい!
そんな山田も昨日の4試合目(神宮)は振るわず。。。
(何かとカメラで抜かれていた…仕方ないか)
バレンティンはいつもより頑張ってはいたが、
ギリギリでヤクルトサヨナラならず。ゆうへー!
ということで…ホークス3勝で王手になってしまっているが
なんとか明日につなげて欲しいところである。
真中あのドラフトぬか喜びで運を落としたとは言わせず、もうひとふんばり。
2015年08月26日
子どもの頃から規格外「清宮」の愛される理由・・・

甲子園を終えての
清宮幸太郎選手の言葉だが
なんとも…!
まず「生まれ変わって」って
16歳が言う言葉だろうか。
(松田聖子の芝居がかった会見でしか聞いたことがない)
まだ16歳であり、甲子園に出る可能性もあと4回もある清宮が
「生まれ変わって」と口にしながら泣き出したときは
「何?」
「何を言うのだこの子は??」とちょっと慌てそうになった。
それほど上級生との野球が好きで
上級生を慕っていたということなのだろう。
これを涙ながらに言われると
上級生ならずとも涙を誘われてしまう。なんということだ。
ボキャブラリーが多くないからこそ
気持ちをつかまれてしまう
ストレートな表現だ。
しかし
「そもそも君は16だし
早稲田OBの集まりで野球やればよろし」
とも言えない雰囲気がある。
清宮は「メジャーリーグ」に行くからであって(本人談)
40過ぎまで帰ってこない、あるいはアメリカに骨を埋めるかもしれず
そんなことまで視野に入れての言葉なのかもしれない。
ひえ〜!!言葉のチョイスおそるべし。
遠くを見ているからころ
人生を見ている。足元は見ていない。
小さい頃から親父さんに「普通のことは言うな!」と
しっかりしつけられてきたという。
それほど「大物」になるのを見越しての教育。
普通じゃない清宮幸太郎の普通じゃない人生が始まっていたのだ。
幼少から人一倍大柄で豪快なバッティング
和製ベイブルースの呼び声高く
「すごいすごいすごい〜!」って言われる評価と
「ちょっと騒ぎ過ぎじゃないの?」という声もあるが
(これには「潰してしまわないか」という心配も含まれる)
目標が高いところにあるから
彼としては当たり前のことを言っても
「ビッグマウス」と聞こえてしまうこともあるようだ。
幼少の頃から規格外だった彼は
全てがもう「期待」の上にある。
彼自身がその期待を越えるほど自信満々に生きることは
皆の幸せでもある。
クマさんみたいな顔や体型も含め懐の広さも感じる。
ってことで
清宮は今U18で世界にお目見えしようとしているわけで
そこでの活躍も見ものだ。
テレビ的には求められるのかもしれないが…古市憲寿

ここ数年しばらく見てきたけど
いまだに
「普通思っても言わないよなあ〜」ってことを
どんどんばんばん口にする古市憲寿。社会学者である。
彼はきっと「オブラート」って何?ってくらい
特別な人だ。
まず「人に好かれよう」とかほぼ思っていない。
それを言って何の得になる?
ってくらいある意味バカ正直で損得勘定がないとも言える。
だが、率直なあまりいろんなものを貶めているってことも
気づいているのかいないのか。
もはや彼にとってはどうでもいいことのようだ。
突き抜けた新人類っていうのか。
それでもコメンテーター仕事が来るっていうのは
今求められている人なのだろう。
普通に考えたら言ってはいけないようなことを
あっさり口にするので、
そのあと、居合わせたゲストらは一斉に反論するのだが
「だって!そうじゃないですか〜!そもそも…」と
もっと過激な極論を展開してしまう古市氏。
他人に対しての想像力の欠如…と言えるかもなのだが
彼の場合は「え?なんでですか?そういう風に考えなきゃいいじゃないですか」
って不思議な顔をするだけだろう。
彼は勉学的には頭がいいのだが
世渡り的にはどうなのだ。
ラジオで存在を知ったのは随分前だが
その後NHKのニュースウェブのレギュラーになり
つるっとした顔を画面で観るようになったが
興味のないニュースには
(特にスポーツなど)
あからさまにつまらなさそうにふるまい
珍妙な発言を繰りかえし
橋本菜穂子アナに「どうしてそんなこと言うんですか(怒)?」
と言わせめちゃくちゃに憤慨させているのを見て
事故だな。事故。
と思ったりした。
そしたらNHK的には問題だったのだと思うが
民放にやたら出るようになった。
そこではむしろ「過激発言プリーズ!」といわんばかり。
今やここまで
「顔を晒し、次々と物議を醸す発言をし
その場でゲストみんなの敵にって集中砲火を浴びようとも
全く悪びれることのない」人材って
稀少も稀少なのである。
強いのか。
鈍いのか。
乾ききっているのか。
それが古市くん。
ポエマーのポエ君だ。
自分の世界に住んでいる。
古市くんは性行為が好きではない
と言っていた。潔癖症だからだという。
だからこの手の子孫は増えない。
でも彼のような感性の男子は増えつつあるように思う。
それが進めば子孫はチャラ男とマッチョばかりになってしまいそうだが
やはりどこかで突然変異して
古市くんのような男子ができてしまうのだろう。
話が飛躍したが
炎上する君(西加奈子の小説)
ここに出てくる男は足が燃えているのだ。
古市くんも常に足が燃えている気がする。
「こども?嫌いです。だって汚いじゃん」
って言っちゃうのって
若手論客ってもてはやされているけど
だたの幼稚な発言でしかない。
これらのトンデモ発言の印象によって
本来の古市くんのインテリジェンスを駆使した
専門の「これからの社会の真面目な話」は
ちゃんと聞いてくれる人が少なくなりそうで
まあ勿体ない話ではあるけど
当の本人は何処吹く風って感じなんだろう。
まあ今後も「ニュータイプA」として観察し甲斐はありそうだ。
2015年08月21日
激しい闘いだった。100年目の甲子園の覇者は東海大相模。

終わった。今年の夏も終わった。
45年前に優勝経験のある東海大相模だったので
初優勝の優勝旗を東北に…とも思ったが
9回の頑張りはもうアッパレとしか言いようがない。
しかし、昨日からの連投の佐藤世那は少し不利だった気がする。
どうにか決勝前にも休養日を入れて欲しいものだ。
それにしても甲子園は9回に何かが起こることが多い。
何も動かなかったものが9回に動くのだ。
力みなのか緩みなのか気合なのか疲れなのか。
プロ野球とは違って「9回」の重みは高校球児達にのしかかるようだ。
小笠原の投球はキレキレだったが
仙台育英それを見極めながらほんとに頑張った。
佐藤将太の
二死満塁からの同点タイムリースリーベースヒットには震えた。
そして実感がじわじわ来てからの
湧き上がるようなガッツポーズにも。
9回の小笠原のホームランで、
試合が小笠原劇場になってしまった。
彼の舞う姿をまざまざと見せつけられ空気が変わってしまったのだ。
10対6で幕を閉じたが、試合としては互角に近いものだったと思う。
いい試合をありがとう。そしてこれからも平和の中で101年目〜の甲子園を観たいと思う。