
久々「ボクらの時代」ネタ。
「若手演技派」の3人…山田孝之、玉山鉄二、勝地涼気心は知れているようでみんなで乾杯。
「八重の桜」でタマテツと勝地は兄弟役だったのもあり
今回のファッションも色味が同じで兄弟っぽい。
タマテツと山田孝之は「手紙」で複雑な兄弟役を演じていたっけ。
それにしても、山田孝之自由にも程がある。
全く誰にも媚びない。ここまでだと感心する。
タマテツが喋り出すとひたすら指のささくれをとっている。
しかも血が出るまでガシガシとっているのだ。
タマテツが彼の態度に「つまんなかった?(オレの話)」と訊くが
「クセなんで」となかなかやめない。
演技しているときの山田孝之は熱い人に見えるのだが
タマテツに質問を浴びせられても
「これはこうだから」ともう随分前に悟ったように答える。
ライバルに目をやるより自分自身を伸ばす人が勝つと言い放っていた。
最後の最後に山田孝之は
「いつ死ぬか本当にわからないから、
(常に「次の瞬間に死ぬかも」と思っているらしい)
例えばどうでもいいオッサンの話(これは玉山鉄二ではなく)は
聞きたくないんで背を向けちゃう」
と、なにやら彼なりの美学(?)らしきものを主張していた。
タマテツは人生論や演技論を落ち着いて話す。
全員を納得させる芝居はできない…云々
しかし酒を飲み過ぎて
(編集されているが見るたび酒の種類が変わっている)
間違って口に入れてしまった
殻つきのピスタチオを口から出すタマテツ。
ときに
山田孝之に「耳まで真っ赤〜」だなとか
「もう顔の半分から下、毛がびっしり生えてるもんね」
(山田論・父が沖縄、母が鹿児島…の息子だから毛深いという)
とからかったりじゃれたりもする。
その様子を見守る…というのか
全く崩れずに見届ける勝地涼がいた。。。
いい弟分であり、最近めきめきいい俳優になってきた。
勝地涼を始めて観たのは「幸福な食卓」だったか…
あのときはここまで残るとは思っていなかった。
クネ男をやりながら山川健次郎もできる幅広さ。
掘り出し物は
「綾野剛と呑んでいるときに
眠ってしまったタマテツ」の話。
気づくと綾野剛が布団をかけてくれて、
いい具合に肩をトン♪トン♪と優しく叩いているのに気づいたという。
ぎゃ〜なにそれ?!BLファンが喰らいつきそうなすごい話。
「ボクらの時代」ではよくある「俳優3人」の自由対談だけど
この山田孝之、玉山鉄二、勝地涼って
軽くなく、生み出す空気の色が他と違う。
なかなか趣き深い組み合わせだった。