
ソチオリンピック・男子スノーボードハーフパイプ決勝
平野歩夢2位、
平岡卓3位の堂々入賞だった。
にわかにも、競技を観てると面白く
「今のはナイン?テン?」などと解説の真似をしてガン見。
世界各国の選手もみんなかっこよくオシャレで飄々と見える。
今グローバルに若者が憧れる花形の競技なんだろう。
大本命で大金持ち
アメリカの
ショーン・ホワイトは4位に終わり
スイスの
ユーリ・ポドラドチコフが1位を飾った。
平野歩夢、平岡卓、入賞が決まった瞬間も両者淡々としている。
その様子が結構話題となり…
一夜明け、
熱量番長松岡修造のインタビュー
「どうしてですか?!どうして、嬉しさを
ガ〜ッ!と表現しないの?」と
そこを重点的に詰め寄る。
修造にとってもそこが一番解せないとこに違いない。
「
ボクだったらこう!こうですよ!!」と手を挙げ全身で喜んで見せる。
二人
「はあ…(苦笑)」ボクだったら…!!と言われても、二人は修造じゃないから仕方ない。
平岡「あんま…そういうタイプじゃないんで…」
平野「ぼくも…」
修造「どうしてなのかな〜?!どうして? こう
ガッツポーズとかやりたくなんないの?」
修造の顔にはほんとにはてなマークが沢山だった。
平岡は12歳で、平野は11歳でプロになっている。なんだその世界。すごいぞ。
そういう面で落ち着きは早くから培われてきたのだろうか。
いや、プロに早くなろうが、熱い人間ならばはしゃぐだろう。
(スノボの性質かとも思ったが
外国人では
「はしゃぐ選手」と
「シャイな感じの選手」が半々くらい)
日本人ではスノボっていうと
「國母」とか「成田兄妹」とかのイメージが強かったので
スノボ…ちょっとチャラい?という勝手な先入観も蔓延していた。
しかし今回の二人のように
「スノボ」のスゴ技を黙々とこなし淡々と仕上げて
静かに
微笑するアスリート。
修造とは言わずも皆
「へえええ…」と思ったことだろう。
私もなんだか
世間が期待するものとの「温度差」がかっこよく新しい…と思った。
ここで過激に喜んでいないので
彼らのまだ目標はまだ遠くにあって
そこを見据えているのだと思える。
そしてさらなる高みに上って行く気がする。
「今まで(14年)生きてきた中で一番嬉しい」…と言って
燃え尽きてしまった岩崎恭子ちゃん。もったいない気もする。
人生の頂点がどこなのか…それは自分で決めるものなのだろう。
posted by 彩賀ゆう at 19:00| 大分 ☀
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|