2008年05月30日

山本高広のブレイク「キター!」

山本高広.gif


今やひっぱりだこのこの芸人

山本高広さんです。



真のモノマネって
顔だちは全然違う」のに
ひとたびマネを始めると「本人より本人っぽい」というのものではないだろうか。

最初から顔がそっくりだと最初はハッとするが面白みに欠ける。

そういう意味では
この山本高広の「織田裕二」ってほんと凄い。
デフォルメの完成度が素晴らしいのだ。

そもそも皆が
世界陸上」の織田裕二ってなんだかだよね。
過剰だよね…って思っていた筈なのだ。

その部分の濃縮織田裕二抽出還元を劇的な旨みで表現したのが彼だ。

そして織田裕二は
「俺のモノマネやってる人の…観ましたよ。。。
似てますかね〜」とやや不機嫌だった。

本人が認めたがらないモノマネというのもさらにオツなものだ。

それは本人の急所に近く、直視できない本質だからだ。


そういや
松浦亜弥と藤井フミヤが「食わず嫌い」対決していたが
この2人の対決も、今や全く豪華な気はしない。

さらにあややとフミヤの(貴明オリジナル「マルシアのじーちゃんのマネ」も痛く

あややが
何を思ったか
松浦亜弥のマネをするはるな愛さんの真似しますぅ」とやったが

それは人気の逆輸入にはならず
「あ…やばい!あやや本人より元オトコはるな愛の方が可愛いゾ…」
という事実をまさかの浮き彫りにしてしまった。
新参者により前田健イメージから少し離れてほっとしているあややもだらけ


そして
最近は「ほんとはいい子やで」的に
多分紳助に相談して入れ知恵されてるとみえるが
眉間に皺も寄せず、にこやか〜バラエティに出ている亀田興毅

亀田興毅のアゴ」と口調をモノマネされ
怒るどころか
にこやか〜に「うまいことやりよんなぁ〜」「俺もできるかな
なんて言ってアゴに絵をあてていた。

ここまで「いいこちゃん」な興毅もなんだかね。

萩原流行も「神無月のマネ」と言って
ついに「神無月のする萩原流行のマネ」もしてしまったが
神無月に「自分のマネが一番似てねーじゃね〜か」と言われる始末。

邪道的に狙った面白さは必ずしもストライクとはいかないのだった。

そういう意味でも
モノマネとモノマネされる側という関係はいつも波乱含みだ。

話は戻って

織田裕二
カンチや爆走族のときから比べると
個性的ないい俳優になった。

だがその分
彼が若い時分は
織田裕二の悪口は言わないでよね」という
周りのはっきりしたムードがあった。
「織田裕二って歌が下手だけど歌ってるよね」とか
「織田裕二、っぽいよね」とか
「織田裕二、セルボモードのCMしてるけど、
絶対本人乗るのイヤだよね」とか
口が裂けても言えないような世間の風潮があったのだ。

それが

「踊る大捜査線」の
「事件は会議室で…」の名セリフと深緑色のコートによって
青島刑事がいい意味で記号的に特化して読み取られて行った。

青島を演じる織田裕二は
青島という役に血を与え体温を吹き込むスゴ腕の俳優だったといえる。

そして
青島の熱血をぶつけてくれと言われたのか
元々こんな熱い人だっけ?と不思議に思ったほどの
「世界陸上」のはじけっぷり。

男色疑惑もうっすらある織田裕二だけに
あの興奮ぶりに常軌を逸したものを感じたこともある。

モノマネされることで
浮かぶ人と落ちる人がいるのは事実だろう。

郷ひろみは記号化された自分逆手にとっているところもあるが
野口五郎なんかは落とされたままだ。
しかも本人がしたことのない
「ハナクソを食べながら上目づかいで歌う五郎(コロッケの芸)」という
尾ひれまでついている悲劇だ。

サザン桑田などはよくマネされるが
桑田が意図してる桑田を皆忠実に再現しているに過ぎない。
桑田はもういじれないほど自分自身を玩具のように楽しんでいるからだ。
そこにもう意外性のあるモノマネは介入しようがない

ホリによって
「人の話を聞いてないよねユースケ
「けだるいし口曲がってるよねキムタク
「しつこいよね武田鉄矢」などと
少々のマイナスポイントをこれでもかとデフォルメされ
皆も「そうそうそうだよね…」と再認識させられたり。

解釈→咀嚼させ
自ら作った記号的イメージを流布させるのが
物真似芸人の真骨頂。

今や
織田裕二のマネ…といいつつ
皆「山本高広の織田裕二」をマネしている。

最初に織田裕二のマネしてみて!
と言われてもどこをどうやったらいいのか
皆目わからないもんだが
誰かが「こうやるんだ!」といえば
マネのマネはできるのだ。

「コツ」を的確に捉えるモノマネ芸は
人間観察と表現力のタマモノだろう。

彼の「織田裕二以外の人のマネ」もわりと似ていて面白い。
posted by 彩賀ゆう at 01:27| 大分 晴れ | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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