2009年02月07日

勝気な女優魂…成海璃子

成海璃子.gif


天才って…私は「情熱持続」だと思う。


天才女優と呼ばれる成海璃子ちゃんだ。



本の雑誌ダ・ヴィンチのインタビューにおいて

成海璃子はその演技に対する持て余す程の情熱を
自分の言葉で紡いでいた。

それは文章で読むとかなり尖った思想と信念のように思え
この年頃特有のいの感情を覚えた。

大人に対しても、妥協に対しても、「言葉」ひとつに対しても

過敏に反応し、
成海璃子の「道」ではないと判断したものは
情け容赦なく蹴っ飛ばす。

そこに迷いはなかった。

多分迷った挙句に今の地点があったのだ。

トップランナー」で動く成海璃子が
ダヴィンチ」の文章と全く同じことを自ら語っていたのを見てそう感じた。

本当に全くブレない自らの思想がそこにあったのだ。


少しったように、ときにとして、
ときには何かに対してい」と決めるような侮蔑の表情で

この頃ふっくらしてきた彼女であるが

この断定的な気の強さと演技に対するひたむきさとプロ意識。

SHIHOをもってして「男前」と言わせた弱冠16歳の少女だ。



役作り」はどうしてんの?と聞いた箭内さんを一蹴!

って作ったらおしまいだと思うんですよね」や

現場でのの動きを大事にしたい」というのは
長く女優をやる上で体で感じた「言葉」なのだろう。


「私ではなく『役』を見て欲しい」

緒方拳氏のお別れで桃井かおり
「拳さん、あなたが『いい人間にならなくていいからいい役者になれ
ってゆーから私こうなっちゃったのよ」
と言っていた。

氏の役者魂を、
成海璃子は若くして達観し、その自負の元に
道を掻き分けながら歩いているように見える。
もちろんそうやって過ごしていく中で
拳氏は人としても最高に素晴らしく、惜しまれる人となった。

話は璃子ちゃんに戻るが
人間である前に役者。。。16歳でこの信念。


誌面でみた彼女の言葉「私はっているんです!!」

それも彼女の口から出た「声」として聞いた。

「器用にこなしたくはない」とか
「私に合った役はもう大体わかるんです。
でも
だからこそ『できない!』と思った役をやりたい。燃えるんです」

その尖った強い言葉達は

たまに16歳らしい屈託のない笑顔に戻ったとき
ようやく緩和されるが

彼女を目の前にした大人は緊張を強いられ、色んなとこで

「ぎくり」とさせられるだろう。

自分がただ「こなし」ていることや
徹底的に見て見ぬフリをしていることや
それとなく遠回りして避けていることや

そんなものをつきつけられるのだ。

彼女の前では滅多なことはいえない

勝気さでは定評のあったゴクミは女優には未練がなかったようだし

演技力を誉められていた沢尻エリカは精神力では
成海璃子に到底及ばないように思う。

「ただの頭でっかち」ではない求道者がここにいた。


成海璃子はグラディエーターのように闘い続ける。

以前のほっそりした彼女には違ったキツさがあったが
今の彼女には何か貫禄のようなものがある。


石川遼くんもそうだが
最近の少年少女はえながらに足つけている
机上の空論ではない、七転八倒しながら掴んだものだ。

それができるのは
傍から見ると選ばれた「天才」なんだろうけど

私を始め、なんとなく大人になった人間には
学ぶことが多すぎるのだ。
posted by 彩賀ゆう at 23:40| 大分 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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